【中編】新卒でブラック企業に入社した話。

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こんばんは。kazです。

前回の記事「【前編】新卒でブラック企業に入社した話」の続きです。

【前編】新卒でブラック企業に入社した話。
こんばんは。kazです。予告どおり、本日は回想録・第二弾を書きます。就職活動から会社を辞めるまでの内容。前編・後編の2部構成予定。(もしかしたら3部構成になるかもしれない)...

頑張って書いたので、読んでくださいませ。では、まいります。

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打ち上げへ参加

後日、打ち上げの連絡が来た。飲み会の場所は大阪。

「あー、だりぃ。誰が来るかもわからんし。断ればよかった。」と後悔しながら電車で大阪へ向かった。

居酒屋で席に着き、参加者の顔を確認したが初見のメンバーばかりだった。

私含め、男性3人、女性2人の計5人で飲むことに。

ユミコ(女性)私を打ち上げ誘った子。4年近く付き合っている彼氏がいるとのこと。

岡本(男性)身長高めでスラっとした感じ。彼女はいないらしい。

中島(男性)いい大学らしく賢い模様。彼女はいないらしい。

サトミ(女性)真面目な雰囲気。少しガッキー似。彼氏は知らん。

ユミコと中島がよく喋っていた。何を話していたか思い出せないので、くだらない内容だったと思う。

人見知りの私には苦痛の時間だった。

入社式

打ち上げで知り合った中島は同じ支店の同じ部署に配属されることがわかり、すぐに仲良くなった。

あの飲み会の後、中島とサトミは付き合ったらしい。

ぶったまげた。

さらに、中島の情報によると「ユミコは、彼氏と別れて、研修のアルバイトで上司だった支店長と付き合ってる」とのこと。

もうね。意味がわからない。

入社式で久しぶりにユミコと会った。「彼氏と別れて支店長と付き合ったらしいなw」と揶揄ったが、いつもの明るさはなく元気がない様子だった。

軍隊のような会社

私と中島は大阪にある支店へ配属された。(大阪府だけでも10支店以上あった。)

同じ支店に配属された同期は私含めて7名。

初出勤で会社の異常さに気づいた。

朝の朝礼は一人ひとり大声で「本日の目標」を発表してからスタート。

9時から22時まで集客(電話または訪問)

締めに、「本日の成果」を発表するわけなんだが、目標達成できていない先輩社員は支店長に詰め殺されていた。私たち新卒社員は完全に空気と化していた。

帰宅は23時過ぎ。

休みは毎週水曜日のみ。

まるで軍隊のよう…

このような環境だったので、同じ支店の同期とはすぐに仲良くなった。

同期で団結しないと上司に潰されると本能的に感じたんだと思う。

外回りの最中に同期で集まり「この会社やべぇ」と愚痴ることも結構あった。

そんなある日のこと、会社で資料をコピーしている背後で

ガシャン!!

と凄い音がした。振り返ると

支店長が罵声を浴びせながら課長をボコボコに殴っていた。

え?…は?…

状況が理解できず唖然とした。

後から先輩に聞くとウチの会社では普通のことらしい。支店長がキレた理由は、課長がイスに座ったまま支店長へ返事したのが気に食わなかったからだと。

なんじゃそれ。とんでもねぇ会社に入社しちまった…

5月に入ると支店長は新入社員に対しても厳しい態度を取るようになった。

毎日毎日ピリピリした空気。支店内に鳴り響く罵声。

本当にキツかった。同期からも「kaz大丈夫か?いつも死にそうな顔してるけど…」と心配されながらも毎日必死に仕事をしていた。

ユミコと中島の退社

入社から1ヶ月が経った頃、ユミコから電話があった。出ると

ユミコ「kazー!久しぶりー!」

私「久しぶり。どした?電話なんて珍しいやん」

ユミコ「私、退社するねん!こ・と・ぶ・き退社!」

私「マジで?おめでとう!」

どうやら、付き合っていた支店長と結婚して退社するらしい。

毎日、詰められてノイローゼ気味になっていた私にとって久しぶりに明るい話題だった。

一方で、ユミコとは対照的に中島は入社してすぐにサトミと別れていた。

別れた原因は宗教らしい。

サトミは熱心な創価学会員だったようで、中島と色々と合わなかったみたい。

破局後の中島は凹んでた。仕事も恋愛も上手くいかずかなりキツそうだった。

中島から「外回り最中にに吐いたわ。俺はもう無理だわ。」と言われた時には何も言えなかった。

5月に同期が2人辞めた。

6月には中島も辞めた。

その後も、次々と同期が辞めていった。

入社から半年後には7名いた同期は私だけになっていた。

ある日、契約が取れていない大阪府内の新卒社員30名程が野球グランドに集められた。

「気合いが足りないから契約が取れないんじゃ!今日は根性入れ直したる!」と言われ

グランドで吐きそうになるくらい何度も何度もダッシュをさせられたり、大声で「目標」を何度も言わされた。日が暮れるまで。

本当にキツかった。というか泣きそうだった。

暴力と金で人を動かそうとする社風。

ここに書いているのは、ほんの一部で地獄のような毎日だった。

この頃から、外回り中に公園のベンチに座り、退社することばかり考えるようになっていた。

静岡へ転勤

入社して1年が経とうとしていたある日、先輩社員から「誰が最初に辞めるか賭けをしていたんよ。kazが一番早く辞めると思っていたからハズれたわ」と言われた。

特に驚きはしなかった。1年近く経つと、この野蛮な環境に適応できる体になっていた。

上司から罵声を浴びせられても何も感じない。いわゆる、不感症というやつ。

慣れっておそろしい。

結局、私は1件も契約を取ることができずに1年目を終えた。ほとんどの先輩社員も契約は取れていなかった。

私が入社した年にリーマンショックがあり、会社も不況の波に飲まれ、全国的に契約が取れていなかった。会社の業績はかなり悪化した。

それに伴い、この支店は閉鎖となり2年目は大阪から静岡にある支店への異動が告げられた。

辞めるならこのタイミングだと思ったが、1件も契約が取れないまま辞めるのが受け入れられなかった。

せめて、自分にかかった人件費くらいは利益を上げて辞めようと静岡行きを決めた。

静岡に異動になったことを中島に伝えると行く前に3人(中島・ユミコ・私)で飲もうということになった。

久しぶりに3人で飲み他愛もない話で盛り上がった。

私「そういえば、少し前に◯俗でユミコに似た子指名したで。ほれ。」(携帯で風◯嬢の写真を見せる)

ユミコ「え?kazって私のことタイプなん?」

私「は?いや、Iカ◯プだったから指名したんだけど…」

ユミコ「はぁぁぁ?なにそれ!死ねっ!」

文句を言いながらもユミコは嬉しそうだった。

こいつらと飲むのも最後なのかなと思うと、すげぇ寂しい気分になった。

4年付き合った彼女とは別れ、静岡で2年目がスタート。異動先のクレイジーな支店長のもとで働くことに。

1年目がヌルい環境だったことに気づくのに、そう時間はかからなかった。

つづく。

【次回予告】kazとユミコが…

追伸 いつもより昨日のバナークリック少なかったんやが、需要ないのかな?後編書くのやめるぞ?

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